2010年5月号 『ジェネリック医薬品について』

ジェネリック医薬品は、先発品とお薬の効き目・安全性は全く同じです。

ジェネリック医薬品は、患者さんのお薬代負担を軽くするお薬です。新薬は、最初に開発・発売されるお薬で、開発メーカーは特許期間中、独占的に製造・販売することができます。 その特許期間が満了した後に、厚生労働省の承認のもとに発売されるお薬がジェネリック医薬品です。開発期間が短く、開発コストも大幅に抑えられるため、価格が新薬の約2割~7割に設定されています。

ジェネリック医薬品は、患者さんのお薬代負担を軽くするお薬です。

新薬は、最初に開発・発売されるお薬で、開発メーカーは特許期間中、独占的に製造・販売することができます。 その特許期間が満了した後に、厚生労働省の承認のもとに発売されるお薬がジェネリック医薬品です。開発期間が短く、開発コストも大幅に抑えられるため、価格が新薬の約2割~7割に設定されています。

<ジェネリック医薬品へ変更した患者様の感想>

■自己負担が約1000円も安くなった。
○高い薬を30日分毎回もらうので、自己負担が高くて困っていたのですが、ジェネリック医薬品に変えることで約1000円も薬代が安くなり助かりました。

■今までの薬(先発品)よりも飲みやすくなった。
○今までは錠剤が大きく、飲みにくかったが、ジェネリック医薬品に変更することで錠剤が小さくなり飲みやすくなったので助かっている。

■変更するのが不安だったが、飲んでみたら以前の薬と変わらなかったので安心した。
○ジェネリック医薬品への変更に最初は不安だったが、飲んでみたら効き目・安全性は変わらなかった。

■国の医療財政難に、ジェネリック医薬品に変更することで削減に協力できて嬉しい。
○医療財政が苦しいのは知っていたので、ジェネリック医薬品を通じて医療費削減に貢献できて良かった。
これにより、自己負担の割合(1割)が少しでも長く維持してほしい。

■名前が変わることに不安だったが、配布物(シール)を見ることで混乱なく飲めた。
○成分・効き目が同じだが、作っているメーカーが異なるため、薬の名称が変わった。
しかし、薬局より配布された以前の薬の名前が記載されたシールがあったので、問題なく今まで通り飲めた。

■薬剤師さんに丁寧に説明してもらったので、不安はなかった。
○私は、薬のことは信頼している薬剤師さんに任せている。ジェネリック医薬品について丁寧な説明があったため問題なく飲むことができた。

■水なしで飲める薬の味が、ジェネリック医薬品に変更することで飲みやすくなった。
○今までの胃の薬は、水なしで飲めたが、味や溶け方が気になっていた。
しかし、ジェネリック医薬品に変更してみるとオレンジ味で、口の中で溶けやすいものに変わり、前よりも飲みやすくなり助かっている

■テープの薬を変えたら、剥がれやすくなった。
△いつも使っているテープの薬に比べて、ジェネリック医薬品は剥がれやすい気がした。

(薬剤師よりコメント) → ジェネリック医薬品は成分・効き目は同じですが、テープに使用している接着剤がメーカーにより異なるため、患者様の皮膚の相性によっては粘着力が弱く感じることもあります。気になる場合は、次回、来局時に以前のテープの薬に戻すこともできますので、ご相談下さい。