2011年3月号 『ミネラル摂取量について』

Ca(カルシウム)の豆知識

カルシウムは皆さんにとってなじみのあるものですが、身体の中では非常に重要な働きをしています。主に、下記の方は摂取すると効果があります。・骨粗しょう症・骨折・骨の形成障害・成長障害・神経過敏・妊婦、授乳婦   など

カルシウムは皆さんにとってなじみのあるものですが、身体の中では非常に重要な働きをしています。
主に、下記の方は摂取すると効果があります。

・骨粗しょう症
・骨折
・骨の形成障害
・成長障害
・神経過敏
・妊婦、授乳婦   など

一日の摂取量、多く含む食品

<1日の推奨量>

男 650mg
女 600mg
[上限:2300mg]

<カルシウムを多く含む食品(常用量目安)>

・かたくちいわし、田舎作り(ごまめ)(20g) ・・・ 500mg
・さくらえび、素干し(20g) ・・・400mg
・ヨーグルト ドリンクタイプ(200g) ・・・ 220mg
・牛乳(コップ1杯、200g) ・・・ 220mg
・水菜(100g) ・・・ 210mg
・ししゃも、生干し(中3尾、60g) ・・・ 198mg
・モロヘイヤ(70g) ・・・ 182mg
・プロセスチーズ(20g) ・・・ 126mg
・木綿豆腐(100g) ・・・ 120mg
・プレーンヨーグルト(100g) ・・・ 120mg

摂りすぎは身体に良くないですが、標準量を継続的に摂取するのはとてもいいことです。

P(リン)の豆知識

あまり知られていないP(リン)ですが、「骨の形成」に関与している重要なミネラルです。◇特に摂取するとよい人(症状)・骨の形成障害

あまり知られていないP(リン)ですが、「骨の形成」に関与している重要なミネラルです。

◇特に摂取するとよい人(症状)
・骨の形成障害

一日の摂取量、多く含む食品

<1日の推奨量>

男 1050mg
女 900mg
[上限:3500mg]

<リンを多く含む食品(常用量目安)>

・きんめだい(1切れ)(80g) ・・・ 392mg
・ししゃも、生干し(中3尾、60g) ・・・258mg
・するめ(20g) ・・・ 220mg
・豚レバー(60g) ・・・ 204mg
・牛乳(コップ1杯・200g) ・・・ 186mg
・プロセスチーズ(20g) ・・・ 146mg
・ボンレスハム(2枚・40g) ・・・ 136mg
・落花生・いり(30g) ・・・ 117mg
・鶏卵(中1個・50g) ・・・ 90mg
・プレーンヨーグルト(100g) ・・・ 100mg

Mg(マグネシウム)の豆知識

理科の実験にでてくるMg(マグネシウム)ですが、「幅広く活躍している」重要なミネラルです。◇特に摂取するとよい人(症状)・心臓病発作・動脈硬化の予防・神経過敏、うつ・飲酒量が多い・激しい運動・高齢者

理科の実験にでてくるMg(マグネシウム)ですが、「幅広く活躍している」重要なミネラルです。

◇特に摂取するとよい人(症状)
・心臓病発作
・動脈硬化の予防
・神経過敏、うつ
・飲酒量が多い
・激しい運動
・高齢者

一日の摂取量、多く含む食品

<1日の推奨量>

男 370mg
女 280mg

<マグネシウムを多く含む食品(常用量目安)>

・あさり(大5個)(100g) ・・・ 100mg
・干しそば、乾(100g) ・・・100mg
・牡蠣(中5個・100g) ・・・ 74mg
・玄米、飯(茶碗1・150g) ・・・ 74mg
・刻み昆布(10g) ・・・ 72mg
・さくらえび、素干し(20g) ・・・ 62mg
・干しひじき(10g) ・・・ 62mg
・落花生・いり(30g) ・・・ 60mg
・糸引き納豆(50g) ・・・ 50mg
・絹ごし豆腐(100g) ・・・ 44mg