2013年11月号 『風邪・下痢の時の食事』

栄養かわら版平成25年11月号   風邪・下痢の時の食事
風邪をひいたときの食事

風邪はひき始めが重要で、こじらすと長引いたり重症化したりするので、おかしいな?と思ったら無理はせず、早めに対処しましょう。
特に風邪のひき始め、発熱時は感染力が強いので家族など周りに注意しましょう。

栄養素の不足に注意!
食欲が低下しなかなか栄養がとれませんが、症状に合わせて少しずつ食べていきましょう

エネルギー補給を!

発熱で失われたエネルギーを補給しましょう
スープ、雑炊や煮込みうどんなどに、消化が良く栄養豊富な卵を足すのがおすすめです

エネルギー補給を!発熱で失われたエネルギーを補給しましょう スープ、雑炊や煮込みうどんなどに、消化が良く栄養豊富な卵を足すのがおすすめです

免疫力を高める食材

粘膜の健康を維持する効果や、抗酸化作用を持つビタミンA・C・Eの含まれる食べ物をとりましょう

免疫力を高める食材粘膜の健康を維持する効果や、抗酸化作用を持つビタミンA・C・Eの含まれる食べ物をとりましょう

のどの痛みには…

柔らかくのどごしのよいものが良いでしょう刺激物や熱いものはのどをいためるので避け、ヨーグルトやゼリー、くずや牛乳、ポタージュなどにしましょう

のどの痛みには…柔らかくのどごしのよいものが良いでしょう刺激物や熱いものはのどをいためるので避け、ヨーグルトやゼリー、くずや牛乳、ポタージュなどにしましょう

体力を回復させるには

疲労回復に効果のあるビタミンB1と、たんぱく質をじゅうぶんにとるようにしましょう

体力を回復させるには疲労回復に効果のあるビタミンB1と、たんぱく質をじゅうぶんにとるようにしましょう

充分に休養をとりましょう

体を冷やさないようにし、安静にしましょうよく眠ることが完治への近道ですのどが痛い時は、部屋の湿度にも注意しましょう

充分に休養をとりましょう体を冷やさないようにし、安静にしましょうよく眠ることが完治への近道ですのどが痛い時は、部屋の湿度にも注意しましょう

水分はこまめに補給しましょう

熱が出て汗をかいたり、嘔吐・下痢によって水分は失われています

水分はこまめに補給しましょう熱が出て汗をかいたり、嘔吐・下痢によって水分は失われています

体を冷やす作用のある食べ物は、のどや口の渇きを改善したり熱を下げる効果がありますが悪寒のある風邪の初期にとるのは望ましくありません

下痢になったときの食事

おなかを壊したら…
消化の良いものを選び、胃腸を刺激しない様にします。その後症状の改善に合わせて徐々に普通食に戻しましょう。脱水症状になりやすい為、水分とミネラル補給に気をつけましょう。

風邪をひいた時と同様に、下痢をした時は水分をとり、食べられるものから徐々に栄養を補給してじゅうぶんな休養をとることが大切です

おすすめの食品

やわらかく調理したものや消化の良いもの、果物なら缶詰など

おすすめの食品やわらかく調理したものや消化の良いもの、果物なら缶詰など

避けたい食品

食物繊維の多いものや生野菜、アルコール、香辛料、炭酸飲料、油脂類は避けましょう

避けたい食品食物繊維の多いものや生野菜、アルコール、香辛料、炭酸飲料、油脂類は避けましょう

汁かけ鶏雑炊

材料(4人分)ご飯200g鶏ひき肉100gA 水カップ3・1/2A 酒小さじ2A 顆粒だし小さじ1塩小さじ1/2ねぎお好みで 

材料(4人分)

ご飯200g
鶏ひき肉100g
A 水カップ3・1/2
A 酒小さじ2
A 顆粒だし小さじ1
小さじ1/2
ねぎお好みで

 

  1. 鍋に鶏ひき肉、Aを入れて、ひき肉をほぐし、中火にかける。
  2. 煮立ったら弱火にしてアクを取り、ご飯を加えて混ぜ、塩で味を調える。万能ねぎを散らして火を止める。
  3. 器に盛り、しょうがを添え、ポン酢しょうゆをたらす。

その他のレシピはこちら → http://park.ajinomoto.co.jp/