2013年12月号 『お酒の上手な付き合い方』

栄養かわら版平成25年12月号
お酒の上手な付き合い方~適正量の飲酒を心がけよう~

守れていますか?適量の飲酒
年末年始は忘年会や新年会など飲酒の機会が多くなりますが、過度の飲酒は健康に害を及ぼします。
厚生労働省で節度ある適量な飲酒量は、1日あたりアルコール量で20g程度としています。
アルコールの長期にわたる過剰摂取は、肝臓や膵臓など臓器の疾患高血圧虚血性心疾患脳血管疾患などの生活習慣病の原因となります。強いお酒を飲んだり、飲み過ぎた時にも食道炎急性胃炎急性アルコール中毒などの急性疾患にかかることがあるので注意が必要です。
また、適量はお酒を飲むときの体調によっても変わります。アルコール度数の高いお酒は、ストレートではなく水割りや炭酸割りなど薄めて飲む工夫もすると良いでしょう。

守れていますか?適量の飲酒

アルコール量の計算方法
飲んだお酒の量(ml)×度数または% / 100×0.8=アルコール量(g)

知っておこう!γ-GTP 飲酒量の多い人には、γ-GTP(ガンマGTP)の数値が肝機能の指標になります。γ-GTPは肝臓中にある酵素で、一般的に飲酒量が多ければ、γ-GTPは上昇すると言われています。健康診断の時には、このγ-GTPの数値を見てみましょう。男性の正常値は10~50IU/L、女性の正常値は9~32IU/Lです。この範囲を超える数値になったら飲酒は控えましょう。

知っておこう!γ-GTP
飲酒量の多い人には、γ-GTP(ガンマGTP)の数値が肝機能の指標になります。γ-GTPは肝臓中にある酵素で、一般的に飲酒量が多ければ、γ-GTPは上昇すると言われています。健康診断の時には、このγ-GTPの数値を見てみましょう。男性の正常値は10~50IU/L、女性の正常値は9~32IU/Lです。この範囲を超える数値になったら飲酒は控えましょう。

つまみの選び方
つまみの選択のポイントは、栄養バランスが保たれるように選択することです。肉類・魚介類・大豆製品・卵類・乳類を多く含む料理、野菜の多い料理、飯・麺類などを多く含む料理を選ぶようにしましょう。飲酒時には、から揚げなどの揚げ物を摂ることが多くなり野菜類を摂取することが少なくなりますが、居酒屋などでもサラダやおひたしなどを提供する店も多いので、意識すれば野菜を摂ることが可能です。
また、お酒のつまみには塩分過多のものが多いので気を付けましょう。

おすすめ おつまみレシピ

もっとレシピを見たい方は→http://www.daiichisankyo.co.jp/ehr/

さばのマリネ

1人当たり 156kcal

材料(2人分)
さば(上身) 140 g
塩 0.6 g
玉ねぎ 30 g
赤パプリカ 10 g
 エンダイブ 20 g
ベビーリーフ 10 g
粗びき黒こしょう 少々

A水 1/2 カップ
Aレモン汁 大さじ 1・1/3
Aワインビネガー 大さじ 1
A塩 小さじ 1/2
A砂糖 小さじ 1
Aにんにく(薄切り) 2 枚
Aレモン(輪切り) 1 枚

 

  1. さばは食べやすい大きさに切り、塩を振る。玉ねぎは薄切りにし、水にさらして水けをしっかりときる。赤パプリカは4cm長さの薄切りにする。エンダイブとベビーリーフは食べやすい大きさにちぎり、混ぜ合わせる。レモンは8等分に切る。
  2. ボウルにAを混ぜ合わせ、マリネ液を作る。オーブンシートを敷いた天板に1のさばをのせ、オーブントースターで約10分焼く。3のさばを熱いうちにマリネ液に漬け、玉ねぎ、赤パプリカを加え、空気が入らないようにラップをして約30分漬けこむ。器にエンダイブとベビーリーフを敷き、マリネを盛りつけて漬け汁をかけ、粗びき黒こしょうを振る。

さばはエネルギー代謝を助けるビタミンB群が多くつまみにおすすめ。マリネで野菜も一緒に摂取できます。

その他、メニューを利用したレシピを知りたい方は↓http://park.ajinomoto.co.jp/

その他、メニューを利用したレシピを知りたい方は↓
http://park.ajinomoto.co.jp/