2016年9月号

防災
9月1日は防災の日ということで今回のテーマは防災についてお話します。

 
 

<ライフラインの停止や避難に備えておく>
大災害が発生した時には、ライフラインが止まっても自力で生活できるよう、普段から飲料水や非常食などを備蓄しておくことが大事です。また、自宅が被災した時は、安全な場所に避難し、そこで避難生活を送ることになります。
避難所生活に必要なものを準備しておき、すぐに持ち出せるように備えておきましょう。

●災害時に備えたい備蓄品の例
・飲料水:1人1日3リットルを目安に、3日分を用意
・食品:ご飯(アルファ米など1人5食分を用意)、ビスケット、チョコレート、乾パンなど、1人最低3日分の食料を備蓄しておきましょう。
・下着・衣類
・トイレットペーパー、ティッシュペーパー
・マッチ・ろうそく
・カセットコンロ

※飲料水とは別に、物を洗ったり、トイレを流したりするための水も必要です。
日頃から水道水を入れたポリタンクを用意する、お風呂の水をいつもはっておくなどの備えをしておきましょう。

災害食の3つのステップ

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食事を取り巻く環境や食べる側の欲求が大きく変化するため3つのステップに分けられています。

 

ステップ1災害直後はライフラインが復旧しておらず、食べ物に手間をかけてなどいられない為、包装を開けてすぐ食べられるものが望ましいです。

ステップ2約1週間電気が回復するでしょう。飲料水の備蓄があれば、電気炊飯器で無洗米を炊くことができます。しかし、水がないので洗い物ができません。そうした時にサランラップアルミホイルを活用すると水を使わなくて済みます。

ステップ3約1か月後はライフラインの回復を望むものの、そう簡単には回復せず料理が思うようにできません。災害食を食べ続けると野菜が少ないため、ビタミン、ミネラルなどの栄養素や食物繊維などが不足し、健康被害が出てきます。そのため、多様な食品の備蓄、野菜煮缶詰やレトルトを食事にとりれたいところです。

 

<水が出ないときこんな工夫ができます>

<水が出ないときこんな工夫ができます>
 

<非常食レシピ>
切り干し大根とシーチキンのマヨネーズ

エネルギー:114kcal<材料><材料>4人分切り干し大根 30gシーチキン 1缶(80g)すりごま 小さじ1マヨネーズ 大さじ1

エネルギー:114kcal

<材料><材料>4人分
切り干し大根 30g
シーチキン 1缶(80g)
すりごま 小さじ1
マヨネーズ 大さじ1

1.ポリ袋に切り干し大根、シーチキン(汁ごとすべて)、
すりごま、マヨネーズを入れ手でもむ
2.完成
*火も水も使わないのでとても簡単です。