11月 貧血を予防しよう

今月は、貧血についてご紹介します。
貧血の中で、よくある原因のひとつ(貧血全体の60~80%)は鉄欠乏性貧血ですこの貧血は、食生活でも予防・治療することができます。

貧血とは?
貧血とは、血液中の赤血球や、赤血球中にある血色素(ヘモグロビン)が低下した状態をいいます。
ヘモグロビンは体中に酸素を運搬しているので、貧血になると全身へ十分酸素が行き渡らなくなり、さまざまな症状がでてきます。

貧血の症状
疲れやすい、動機、息切れ、頭痛、めまい、立ちくらみなど

原因は?
体内で鉄が不足する原因は、
①鉄の摂取不足・・・・・・欠食・偏食、ダイエット、インスタント食品や外食が多いなど食生活の乱れ)
②鉄の必要量の増加・・・・・・成長、妊娠・授乳など
③鉄の吸収低下・・・・・・胃切除や、胃酸の分泌低下など
④鉄の排泄増加・・・・・・月経過多、潰瘍、痔などによる出血・失血

食事のポイント
ここでは、鉄欠乏性貧血の食事について紹介します。
基本は1日3食、栄養のバランスよく食べることが大切です。その上で、下記のようなポイントに気を付けて食事をするように心がけましょう。

ポイント① 鉄をとりましょう
ポイント② たんぱく質も十分とりましょう
ポイント③ さまざまな食品をバランスよくとりましょう
ポイント④ ビタミンCで吸収率アップ
ポイント⑤ 調理方法や食べ方を工夫しましょう
ポイント⑥ お茶にご注意

鉄分の多い食品

肉類
豚・鳥・牛など肉類のレバー・赤身の肉

魚介類
カキ・シジミ・アサリなどの貝類やイワシ・煮干し・青魚

野菜
ひじき(鉄釜)、青のり、パセリ、ほうれん草、海藻類、大豆

今月のレシピ
鶏レバーのゴマ醤油和え

247kcal (鉄分9.9mg)

247kcal (鉄分9.9mg)

材 料(1人分)

鶏レバー100g

a

醤油2g
2g
しょうが5g
bすりごま5g
醤油9.5g
砂糖2.5g
片栗粉9g
5g
もやし40g
ピーマン15g
牛乳100g
分量(1人分)
bすりごま5g
醤油9.5g
砂糖2.5g
片栗粉9g
5g
もやし40g
黄ピーマン15g
牛乳100g

(1)レバーは白い部分を取り除き、食べやすい大きさに切りよく水で洗い牛乳に30分浸す。

(2)レバーを流水で洗い、水気をよくふき取り、aの調味料で下味をつけておく。

(3)bの調味料をボウルに合わせておく。

(4)下味をしたレバーの水気をふき取り片栗粉を付けて、フライパンに多めの油をひき、揚げ焼きにする。

(5)揚がったレバーを3.のボウルにいれ、全体に調味料をからめる。

(6)もやし、ピーマンは下処理し、ピーマンは細切りにする。

(7)もやし、ピーマンをゆでる。

(8)お皿にもやし、ピーマンを盛り付け、その上にレバーを盛り付ける。

更に詳しくレシピをお知りになりたい方は…
http://www.eiyo.ac.jp/recipe/sp/recipe/view/id:98/