2016年4月号

栄養かわら版 旬の食材~4月~

暖かい春がやってきました。
旬を迎えた瑞々しい春の野菜や果物が店頭に並んでいます。
旬の食材は、おいしいだけではなく栄養価も高いです。
菜の花、たけのこなどの春野菜や、山菜は、独特の苦みを持つものも多くあります。
苦みのある春の食べ物は、冬の間に身体に溜まった余分なものを体外に排出して、
身体に刺激を与えて目覚めさせてくれます。
季節に出回る食材を取り入れて、元気に過ごしましょう。

春の野菜

菜の花、せり、ふき、たけのこ、スナップエンドウ、新じゃがいも
さやえんどう、そら豆、アスパラガス、新たまねぎ、新キャベツ

たけのこ

たけのこ

たけのこには、食物繊維が多く含まれています。
食物繊維以外にも、ダイエットに重要な成分が含まれています。
その成分とは、ビタミンB2です。ビタミンB2は主に肉や魚などの動物性食品に多く含まれるビタミンで、特に脂質の代謝を促進し、糖質やタンパク質の代謝も促します。

【あく抜きの方法】
①タケノコのあく抜きをする場合は、1リットルの水に対して小さじ1杯程度の割合で重曹を入れます。
②沸騰させ皮をむいたタケノコを入れます。
③5~10分ほど煮込みます。
④熱が冷めるまでそのままにしておき、冷水に浸して一晩寝かせるだけであく抜きは完了です。

たけのことわかめの香り炒め

調理時間 :10分
エネルギー:146kcal  食塩相当量:2.7g(1人分)

材料(2人分)たけのこ(ゆで)1本わかめ(もどしたもの)50gサラダ油大さじ1 (A)しょうゆ大さじ2 本みりん大さじ1
材料(2人分)
たけのこ(ゆで)1本
わかめ(もどしたもの)50g
サラダ油大さじ1

 

(A)
しょうゆ大さじ2
本みりん大さじ1

【作り方】
1.たけのこはひと口大に切る。わかめは水でもどしてざく切りにする(塩蔵わかめの場合は塩抜きする)。

2.フライパンにサラダ油、たけのこを入れ、中火で香ばしい焼き目がつくまで焼く。

3.(2)にわかめを加えて炒め合わせ、(A)を加えて混ぜる。

4.器に盛りつけ、木の芽をのせる。
http://www.kikkoman.co.jp/homecook/search/recipe.html?numb=00005973

清見(きよみ)
別名:清見オレンジ、清見タンゴール

清見(きよみ)
別名:清見オレンジ、清見タンゴール

清見は、温州みかんとオレンジの交配によって誕生した柑橘です。
果樹試験場興津支場(静岡県)で交配され、清見潟から命名された品種です。

【特徴】
糖度が高めでほどよい酸味があり、果肉はやわらかくて果汁が豊富
オレンジの香りを持ち、風味のよい味わいです。
サイズは200g~250gくらいで、基本的に種はありませんが、たまに入っていることもあります。

【食べ方】

tedemukucut

smilecut

【優良品種の親】

この清見をもとに「不知火(デコポン)」や「はるみ」「せとか」が生まれました。