2015年3月号 『野菜を食べよう!』

野菜を食べよう!

皆さん毎日の食事でどのくらいの野菜を食べていますか?
野菜には体の調子を整えるビタミン、ミネラル、食物繊維などの栄養素が多く含まれています。また最近、野菜に含まれる様々な機能性成分(フィトケミカルと言います)が、健康維持や
生活習慣病予防、様々な病気のリスク低下に効果があることがわかってきています。

野菜の摂取は1日350g(成人)が目標!

このうち120gは緑黄色野菜、残りを淡色野菜でとると栄養バランスが良くなります

緑黄色野菜の仲間

にんじん、ほうれん草、小松菜、にら、
大根・カブの葉、かぼちゃ、パセリ、
ブロッコリー、アスパラガス等

粘膜を丈夫にするカロテンが豊富!
青菜はカルシウム源にもなります

淡色野菜の仲間

なす、キャベツ、レタス、大根、白菜、ネギ、オクラ、キュウリ、玉ねぎ、モヤシ、ゴボウ、レンコン、カブ等

ビタミンCや食物繊維が豊富!

くせが少なく子どもでも食べやすい

野菜350gとは、おおよそ両方の手の平に乗るくらいの量です。
厚生労働省の国民健康・栄養調査(平成24年)によると、
1日当たりの野菜の平均摂取量は286.5g。目標の82%程度で、全ての年代で野菜の摂取目標量に達していません。
特に、20~40代で少なく、目標の69~75%程度となっています。

野菜をたくさん食べるポイント
● 火を通してかさを減らす
煮る、ゆでる、炒めるなど何でもOK!汁物に入れるのもおすすめ!
● 野菜料理は1日5皿食べよう
1回の食事で1~2皿は野菜料理を取り入れましょう
● 1日1回は自宅で料理を作ろう
外食では野菜が不足しがち。外食が多い人は朝食で野菜を食べましょう
● なるべく旬の野菜を食べよう 
● 「野菜を買っても使いきれない」という方は冷凍野菜を利用しよう
旬の状態を冷凍するのでカット野菜より栄養価が高いものが多い

野菜ジュースは野菜の代わりになる?
野菜を食べると、その独特の食感や風味を楽しむことが出来ます。
そして食物繊維の多い野菜を噛むことにより、だ液が出て食べ物の消化が良くなり、
満腹感も感じやすくなります。また、野菜をジュースに加工する過程でビタミンCなどの栄養素は壊れてしまいます。
このような意味で、野菜ジュースは野菜の代わりにはならないと言えるでしょう。
しかし、どうしても野菜が不足する時(外食が続くなど)に野菜を補うために飲むのは良いでしょう。その時は余分なカロリーや塩分をとらないよう、果物や塩が加えられていないものを選ぶようにしましょう。

ナスのゴマ和え(エネルギー約55kcal)
ゴマをたっぷり使った和え物です。
もう一品欲しい時にどうぞ

材料(2人分)
ナス:2個 白ゴマ:大さじ1
砂糖:1つまみ
しょうゆ:小さじ1
ゴマ油:少々

作り方① ナスはヘタを取って乱切りにして水につけてあくをぬく。② 鍋にナスがひたひたにつかるくらいの湯をわかし、ナスを入れてフタをして5分間蒸し煮にする。③ ボウルにすったゴマ、砂糖、しょうゆ、ゴマ油を入れて混ぜ、②のナスを軽く水気を切って加えて和える。好みで七味唐辛子をふっても。

作り方
① ナスはヘタを取って乱切りにして水につけてあくをぬく。
② 鍋にナスがひたひたにつかるくらいの湯をわかし、ナスを入れてフタをして5分間蒸し煮にする。
③ ボウルにすったゴマ、砂糖、しょうゆ、ゴマ油を入れて混ぜ、②のナスを軽く水気を切って加えて和える。好みで七味唐辛子をふっても。

肉団子のあんかけ(エネルギー約250kcal)

戻した切り干し大根を加えた

一味違う肉団子です!

材料(2人分)
豚挽肉:150g   切干大根:20g   卵:1個
パン粉:大さじ1  塩:少々      コショウ:少々
【A】
オイスターソース:小さじ1  しょうゆ:小さじ1
片栗粉:大さじ1/2   水:50ml

作り方① 切干大根は水で戻して1cmに切る。 ② ボウルに挽肉、①の切干大根、卵、パン粉、塩、コショウを入れてこねる。 ③ 鍋に湯を沸かし、沸騰しているところに②を丸めて静かに入れて火を通す。 ④ 肉団子が浮き上がってきたら取り出す。⑤ 小鍋にAを入れてよく混ぜてあんを作り、肉団子にかける。 

作り方

① 切干大根は水で戻して1cmに切る。
② ボウルに挽肉、①の切干大根、卵、パン粉、塩、コショウを入れてこねる。
③ 鍋に湯を沸かし、沸騰しているところに②を丸めて静かに入れて火を通す。
④ 肉団子が浮き上がってきたら取り出す。
⑤ 小鍋にAを入れてよく混ぜてあんを作り、肉団子にかける。

 

更にレシピを知りたい方はこちらへ…  http://www.genkitokirei.com/recipe/