2015年9月号

栄養かわら版 旬の食材 ~9月~

皆様は旬の食材を食べていますか?旬の食材にはメリットがたくさんあります。

メリット1:味が濃くておいしい
旬の食材は、そうでないときと比べて香りやうまみが豊富なので、味が濃く感じられます。そのため、少ない調味料でもおいしく味わうことができ、塩分や糖分などのとりすぎを抑えることができます。

メリット2:旬でない時期より栄養価が高い
多くの食材で、旬の時期はそうでない時期に比べ、栄養価が高いです。

メリット3:鮮度がよく、価格も安い
旬の食材は、鮮度がよく、価格も安くなります。そのため、毎日の食事に取り入れやすいです。

しめじ
しめじは、カルシウムの吸収率を上げるビタミンDの他、ビタミンB1、B2、ナイアシンなどの栄養があります。また、うまみの素でもあるリジンは、食品から摂取しなければならない必須アミノ酸の一種。日本人に不足しがちな栄養素といわれているので、上手に取り入れましょう。カサが開きすぎず、弾力がありカサと柄がしっかりしているものしまりのあるものを選びましょう。

きのこのポタージュ

材料(4人分)

しいたけ8枚
マッシュルーム10個
しめじ1パック
玉ねぎ1/2個
バター20g

*コンソメスープ

200ml
顆粒コンソメの素小さじ1
牛乳450~500ml
生クリーム大さじ2
塩、こしょう適宜

① しいたけとマッシュルームは石づきを取って薄切りにします。しめじは石づきを取って小房に分けます。玉ねぎは繊維に直角に薄切りにします。
② 鍋を温めてバターを溶かし、玉ねぎを加え弱火~中火でしんなりするまで炒めます。きのこを全部加えて、しんなりするまで5~6分かけてじっくり炒めます。
③ ②にコンソメスープを加え、蓋をして弱火で5分煮込みます。
④ ③の粗熱がとれたらミキサーに入れ、牛乳の一部を加えてピューレ状に攪拌します。鍋に戻し残りの牛乳も加えて火にかけ、塩、こしょうで味をととのえます。器に盛り、クリームをたらします。

りんご
腸内に入った時に、消化物やコレステロールなどを包み込んで、腸内を刺激し体外に排泄させやすくする働きがあり、便秘の改善や高血圧予防に効果があります。また、りんごの皮に多く含まれるポリフェノールは、体内の細胞を老化させてしまう活性酸素の働きを抑制し、がんをはじめ生活習慣病を予防する効果があります。

麩とりんごの焼きプリン

材料

小町麩25g
牛乳100ml
3個
砂糖70g
牛乳150ml
バニラオイル少々
りんご1/4個
サラダ油小さじ2
バター5g
シナモンパウダー適宜

① バットに麩を入れ、牛乳100mlをかけて全体に牛乳を吸わせます。
② ボウルに卵と砂糖を入れて、砂糖が溶けるまでよく混ぜます。牛乳とバニラオイルを加えて混ぜます。①を加え、30分くらいおきます。
③ りんごを小さめのいちょう切りにして②に加えて混ぜます。
④ フライパンにサラダ油を入れて温め、バターを溶かします。③を流し入れたら熱が均等に入るように外側から中心に向けて軽く混ぜ、蓋をして弱火で4~5分焼きます。焼き色がついたら裏返して、蓋をして3分くらい焼きます。粗熱がとれてから切り分けて器に盛り、お好みでシナモンパウダーをかけます。

鮭(サケ)
サケは消化・吸収の良い良質なタンパク質に富み、美味しいうえに健康に良い食材です。サケに含まれるEPA(エイコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸)は血中のコレステロールを抑えて血液の流れを良くし、動脈硬化や血栓、高血圧を予防します。ほかにも、サケにはカルシウムの骨への吸収を進めるビタミンDが豊富に含まれています。

鮭とチーズの混ぜご飯

材料(4人分)

2カップ
2と1/3カップ
大さじ1
醤油小さじ2
紅塩鮭(甘塩)1~2切れ
きゅうり1本
6Pチーズ2個
のり少々

① 炊飯器に水気を切った米を入れ、30分浸水させ、炊く直前に酒と醤油を入れて、スイッチを入れます。
② 焼いた鮭の皮と骨を取り、粗くほぐします。きゅうりを5mmの角切りにして塩もみをし、チーズも5mm角に切ります。
③ 炊き上がったら2)を混ぜ、器に盛り、もみのりを散らします。

もっとレシピを知りたい方  明治デイリーズレシピ→http://www.meiji-recipe.jp/