2017年5月号『端午の節句』
端午の節句
5月5日は端午の節句です。今回は由来、食べ物を紹介していきます。
<由来>
端午の端は「はじめ」という意味で、「端午(たんご)」は5月最初の午(うま)の日のことでした。それが、午(ご)という文字の音が五に通じることなどから、奈良時代以降、5月5日が端午の節句として定着していきました。
江戸時代に入り、勢力の中心が貴族から武家に移るとともに、「菖蒲(しょうぶ)」の音が、武を重んじる「尚武(しょうぶ)」と同じであることから、「端午の節句」は、「尚武(しょうぶ)」の節句として、武家の間で盛んに祝われるようになりました。この節句は、家の後継ぎとして生れた男の子が、無事成長していくことを祈り、一族の繁栄を願う重要な行事となったのです。
<中華風ちまき>
- もち米は洗って、7~8時間水につけ、ざるにあげて水気をきる。
- 豚肉、たけのこ、にんじんは各々5mm角に切る。干ししいたけは水でもどし5mm角に切る。
- 中華鍋にサラダ油大さじ1を熱して豚肉を炒め、色が変わったら野菜を入れて炒める。
- (A)を加え、煮汁が半量になるまで煮詰める。
- 別の鍋にサラダ油大さじ3を熱し、(1)を透き通るまで炒め、(3)を入れて混ぜ、8等分する。
- 竹の皮に(4)をのせ、三角に包み、たこ糸でしばる。
- 湯気の立った蒸し器で40~50分蒸す。
※竹の皮の代わりにアルミホイル(10cm角)で包んで、30分ゆでても手軽においしくできる。
<柏餅>
- 耐熱ボウルに水と砂糖を入れて団子粉を少しずつ加えて練っていく。柏葉は水に浸けて塩気をとり、水分を拭き取る
- 1のボウルにラップし、電子レンジ600Wで3分加熱する。少し練ってから10等分にし、丸める。あんも10等分にして丸める。
- 丸めた団子を手のひらで薄く伸ばし、あんを入れて丸める。柏葉で巻いて完成!