2017年6月号『糖化?お酢の力?』

「糖化?お酢の力?」

糖化とは、たんぱく質や脂質が糖と結びつくことです。
血液中に余分な糖分があると、体内のたんぱく質や脂質と結びついて変性させ、老化促進物質であるAGE(糖化最終生成物)を作り出してしまいます。
糖化は、発見した人の名前を取ってメイラード反応とも呼ばれます。
今、老化を促進する要因として注目されている「糖化」。
活性酸素による酸化「体のサビ」と言われるのに対して、糖化「体のコゲ」とも呼ばれています。
糖化が進むと肌のシワやくすみ、シミとなって現れます。

糖化が起こりやすいのは食後1時間。これは食後30分から1時間で血糖値が上がるためです。
一般的な健康診断で測定されるのは、空腹時血糖値とヘモグロビンA1cです。
しかしこの2つが正常値であっても、食後の血糖値が150や200を超えている場合は糖化が進んでしまいます。
つまり糖化を防ぐには、食後の血糖値が問題なのです。
食後血糖値を上げない為には様々な食べ物が紹介されていますが、いちいち調べて献立考えるの、大変ですよね。
そこで、お酢の力を借りましょう。お酢にはクエン酸が含まれており、これが抗糖化作用を示してくれます。
食べ物にかけてもいいのですが、例えば食前に薄めて飲んでしまう。
習慣になればそんなに苦じゃないし、毎日でも続けられる。。。

普通のお酢薄めて飲むの大変ですが、最近は飲むお酢たくさん出ています。
そこで、ちょっとお知らせです。薬局でしか売っていないのむ黒酢があるんです。
し・か・も作っているのは養命酒酒造さん。安心して飲めそうですね。

養命酒製造の黒酢
360ml(14日分) 保険薬局専売商品
1,500円(税込)