2019年3月号『心臓の動きと血圧』

脈圧とは収縮期血圧値と拡張期血圧値との差のことをいいます。脈圧が大きすぎても小さすぎても気を付けなければいけません。

★収縮期血圧と拡張期血圧 収縮期血圧とは、心臓が縮んで全身に血液を送り出すときに血管がかかる圧力のことを言います。一方、拡張期血圧は心臓が膨らんで全身から血液に戻る時に血管に圧力のことを言います。★動脈硬化と血圧の関係 〇収縮時 心臓が収縮すると、血液が大動脈に押し出されます。健康な場合、大動脈とそれに連なる動脈は弾性に富んでいますので、通常は若干膨張します。これにより圧力の上昇は緩和されます。逆に、血管が動脈硬化などで硬くなると、上昇が緩和されず、相対的に圧力が高くなります。〇拡張時 収縮した心臓は血液を吸い込むために拡張します。動脈の中へ送り出された血液は全身へ広がっていくので、動脈の中身が減っていくので、圧力が下がります。この時、健康で動脈の弾力性が十分保たれていれば、心臓から血液が送り出されたときに伸びた分、あるいはそれ以上に収縮しますので、圧力はある程度保たれます。動脈硬化などで血管の弾力性が失われると、このようなことは起きませんので、圧力はより下がることになります。

★収縮期血圧と拡張期血圧
収縮期血圧とは、心臓が縮んで全身に血液を送り出すときに血管がかかる圧力のことを言います。一方、拡張期血圧は心臓が膨らんで全身から血液に戻る時に血管に圧力のことを言います。

★動脈硬化と血圧の関係
〇収縮時
心臓が収縮すると、血液が大動脈に押し出されます。健康な場合、大動脈とそれに連なる動脈は弾性に富んでいますので、通常は若干膨張します。これにより圧力の上昇は緩和されます。逆に、血管が動脈硬化などで硬くなると、上昇が緩和されず、相対的に圧力が高くなります。

〇拡張時
収縮した心臓は血液を吸い込むために拡張します。動脈の中へ送り出された血液は全身へ広がっていくので、動脈の中身が減っていくので、圧力が下がります。この時、健康で動脈の弾力性が十分保たれていれば、心臓から血液が送り出されたときに伸びた分、あるいはそれ以上に収縮しますので、圧力はある程度保たれます。動脈硬化などで血管の弾力性が失われると、このようなことは起きませんので、圧力はより下がることになります。

★脈圧が大きい収縮期血圧値は年齢とともに上昇しますが、拡張期血圧値は50~60歳をピークに徐々に低下します。したがって、脈圧は60歳以降では加齢とともに増大する傾向があります。これは大動脈硬化が進行していることを意味します。実際に、脈圧が大きすぎると将来的に心臓病や脳卒中になりやすいことが報告されています。脈圧が70以上ある場合は、注意です。★脈圧が小さい脈圧が小さくなるのは、収縮期血圧が低下し、拡張期血圧が高くなるときです。拡張期血圧が高くなる原因としては、太い動脈に押し出された血液がスムーズに末梢まで流れていっていない、ということが考えられます。これは、交感神経の慢性的な活性化(≒ストレスが多い)、血圧のコントロールが不十分、運動不足、肥満、メタボ、ナトリウムの過剰摂取などの状況を反映していると考えられます。

★脈圧が大きい
収縮期血圧値は年齢とともに上昇しますが、拡張期血圧値は50~60歳をピークに徐々に低下します。したがって、脈圧は60歳以降では加齢とともに増大する傾向があります。これは大動脈硬化が進行していることを意味します。実際に、脈圧が大きすぎると将来的に心臓病や脳卒中になりやすいことが報告されています。脈圧が70以上ある場合は、注意です。

★脈圧が小さい
脈圧が小さくなるのは、収縮期血圧が低下し、拡張期血圧が高くなるときです。拡張期血圧が高くなる原因としては、太い動脈に押し出された血液がスムーズに末梢まで流れていっていない、ということが考えられます。
これは、交感神経の慢性的な活性化(≒ストレスが多い)、血圧のコントロールが不十分、運動不足、肥満、メタボ、ナトリウムの過剰摂取などの状況を反映していると考えられます。

今回、脈圧についてお話ししましたが、脈圧だけを着目するのではなく、収縮期血圧や拡張期血圧そして脈圧を総合して判断することが大事です。まずは、ご自身の日頃の血圧を知り、気になることがあればお近くの医師や薬剤師に相談してみましょう。

今回、脈圧についてお話ししましたが、脈圧だけを着目するのではなく、収縮期血圧や拡張期血圧そして脈圧を総合して判断することが大事です。まずは、ご自身の日頃の血圧を知り、気になることがあればお近くの医師や薬剤師に相談してみましょう。