2020年3月号 ~旬の野菜で美しくなろう~

今回は旬の春野菜と体の関係についてご紹介します

 

 

今回は旬の春野菜と体の関係についてご紹介します

■春野菜の苦味でデトックス

「春は苦味を盛れ」と言う言葉が和食の世界にあるように、春野菜の特徴の一つは「苦味」です。この苦味の正体のひとつは「植物性アルカロイド」と呼ばれる物質で、腎臓の機能を促進して老廃物を体外に排出するのを助けたり、肝臓の機能を高めて解毒作用や代謝機能を高めたりすると言われています。春野菜は、春の体の変化にぴったりの食材と言えますね。ただし、植物性アルカロイドを多量に摂取するとお腹を壊すことがあるので、アク抜きなどの適切な下処理は行いましょう。

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■春野菜は美容成分も豊富

春野菜の中でも、特に色の濃い野菜「菜の花」「アスパラ」「せり」等は、ポリフェノールやカロテンを豊富に含みます。これらには強い抗酸化作用が有り、活性酸素を退治して老化を抑制する働きがあります。
老化の元凶とも言われる紫外線が強くなるこの時期、肌のために積極的に摂りたい成分です。
春に限らず、旬の食材は手頃な価格で美味しいことに加え、その季節に体が必要とする成分が豊富です。
また、ビタミンCやカロテンなど一部の栄養素の含有量は、旬でないときの倍以上になるなど、良いことばかりです。

 

調理時間 エネルギー 塩分
20分 264kcal 1.6g

※エネルギー・塩分は1人分です。

材料(2人分)分量のめやす
豚肉(薄切り)150g
たけのこ(ゆでたもの)100g
菜の花80g
ごま油小さじ2
(A)下味 
少々
こしょう少々
(B) 
キッコーマン特選丸大豆しょうゆ小さじ2
キッコーマンオイスターソース小さじ1
こしょう少々

つくり方

(1)豚肉は太めのせん切りにし、(A)で下味をつける。(2)たけのこは穂先をほぐしてくし形切り、根元は半月の薄切りにする。(3)菜の花は水に放してパリッとさせ、3~4cm長さに切る。(4)フライパンにごま油を熱して(1)をほぐしながら炒め(2)(3)を加えて炒め、蓋をして弱火で2分蒸し焼きにして菜の花に火を通す。(5)蓋を取って強火にし、(B)を加えて炒め合わせる。

出典:「キッコーマンホームクッキング」

https://www.kikkoman.co.jp/homecook/index.html