2021年3月号 骨粗鬆症を予防しましょう

日本は世界でもトップクラスの長寿国です。現在では単に長寿を目指すだけでなく、健康で自立した生活を送れる期間をあらわす「健康寿命」を伸ばすことへの関心が高まっています。日本人の平均寿命と健康寿命の差を比べてみますと、男性では約9年、女性は約12年もの差があります。健康でイキイキとした人生を送りたいと誰しも願うものですが、実際には多くの人が長い間「健康ではない」状態で過ごしているのです。 骨は私たちの体や日常の活動を支える大切な器官です。骨粗しょう症を予防し、骨を健康に保つことは、健康寿命を延ばすことにもつながるのです。

◆骨を強くする食事カルシウム、ビタミンD、ビタミンKなど、骨の形成に役立つ栄養素を積極的に摂りましょう。 カルシウムとビタミンDを同時に摂ることで、腸管でのカルシウム吸収率がよくなります。 また、高齢になると、食の好みが変わったり、小食になったりしてタンパク質の摂取量は不足する傾向があります。 タンパク質の摂取量が少ないと骨密度低下を助長しますので、意識して摂取しましょう。 栄養やカロリーのバランスがよい食事を規則的に摂るのが、食事療法の基本です。 ♦カルシウム 牛乳・乳製品、小魚、干しエビ、小松菜、チンゲン菜、大豆製品など ※ 骨粗しょう症や骨折予防のためのカルシウムの摂取推奨量は、1日700~800㎎です。♦ビタミンD サケ、ウナギ、サンマ、メカジキ、イサキ、カレイ、シイタケ、キクラゲ、卵など♦ビタミンK 納豆、ホウレン草、小松菜、ニラ、ブロッコリー、サニーレタス、キャベツなど♦控えめにしたい食品、避けたい嗜好品など ・スナック菓子、インスタント食品の頻繁な摂取 ・アルコールの多飲 ・カフェインを多く含むコーヒーの多飲 ・タバコ  

◆骨を強くする食事
カルシウム、ビタミンD、ビタミンKなど、骨の形成に役立つ栄養素を積極的に摂りましょう。 カルシウムとビタミンDを同時に摂ることで、腸管でのカルシウム吸収率がよくなります。
また、高齢になると、食の好みが変わったり、小食になったりしてタンパク質の摂取量は不足する傾向があります。 タンパク質の摂取量が少ないと骨密度低下を助長しますので、意識して摂取しましょう。
栄養やカロリーのバランスがよい食事を規則的に摂るのが、食事療法の基本です。
♦カルシウム
牛乳・乳製品、小魚、干しエビ、小松菜、チンゲン菜、大豆製品など
※ 骨粗しょう症や骨折予防のためのカルシウムの摂取推奨量は、1日700~800㎎です。

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♦ビタミンD
サケ、ウナギ、サンマ、メカジキ、イサキ、カレイ、シイタケ、キクラゲ、卵など

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♦ビタミンK
納豆、ホウレン草、小松菜、ニラ、ブロッコリー、サニーレタス、キャベツなど

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♦控えめにしたい食品、避けたい嗜好品など
・スナック菓子、インスタント食品の頻繁な摂取
・アルコールの多飲
・カフェインを多く含むコーヒーの多飲
・タバコ

 

 

栄養価(1人分)エネルギー:299kal

カルシウムたっぷりチジミ

栄養価(1人分)

エネルギー:299kal

材料〈2人分〉  
〈生地〉 
小麦粉 40g
片栗粉 40g
きび砂糖 小さじ1
塩少々

〈昆布水〉 
刻み昆布 2g
水 100ml
白ネギみじん切り 大さじ2
シラス干し 大さじ1
干しエビ 大さじ1
白ごま 小さじ1
ごま油 大さじ2

〈つけダレ〉
 酢大 さじ1
しょうゆ 大さじ1

【下準備】
〈生地〉の材料をボウルに入れ、混ぜ合わせる。
〈昆布水〉の分量の水に昆布をつけてもどす。(約10分)
〈つけダレ〉を混ぜて小皿に入れる

 

【作り方】

  1. <生地>に<昆布水>を入れ、ダマにならないようにしっかり混ぜ合わせる。
  2. (1)に白ネギ、シラス干し、干し桜エビ、白ゴマを加え、混ぜ合わせる。
  3. フライパンにゴマ油を入れて中火にかける。大さじ1強の(2)を流し入れ、5cmの円形に整える。両面をこんがり焼く。器に盛り、<つけダレ>を添える。

参照HP「いいほね.jp」https://iihone.jp/index.html、「E・レシピ」https://erecipe.woman.excite.co.jp/