2022年1月号 便秘の予防と解消

 

 

便秘の予防と解消

便は健康のバロメーター

~食事で改善できる便秘の種類~
・大腸の運動が低下(弛緩性便秘)
運動不足、水分不足、食物繊維不足、腹筋力の低下、極端なダイエットなどが誘因に。

・大腸の過緊張(けいれん性便秘)
精神的ストレス、環境の変化、過敏性腸症候群などが誘因に。

・直腸に便が停滞(直腸性便秘)
高齢者や寝たきりの人のほか、痔や恥ずかしさなどにより排便を我慢する習慣がある人に多い。

1 水分こまめに水分を摂る。まずは2杯400ml(目覚めに1杯、寝る前に1杯)増やしましょう! 

1 水分
こまめに水分を摂る。
まずは2杯400ml(目覚めに1杯、寝る前に1杯)増やしましょう!

 

2 食物繊維穀物、いも類、豆類、ひじき、寒天、果物など不足しがちな食物繊維・・・野菜や海藻の小鉢料理を2品増やしましょう!

2 食物繊維
穀物、いも類、豆類、ひじき、寒天、果物など不足しがちな食物繊維・・・野菜や海藻の小鉢料理を2品増やしましょう!画像4

3 発酵食品、乳酸菌腸内環境が整っていると、便の状態も良くなります。ヨーグルト、発酵食品(納豆、キムチなど)、オリゴ糖などを意識的にとりましょう! 

3 発酵食品、乳酸菌
腸内環境が整っていると、便の状態も良くなります。
ヨーグルト、発酵食品(納豆、キムチなど)、オリゴ糖などを意識的にとりましょう!

 

4 極端なダイエットはNG。バランスのとれた食生活をキープ極端に食事量を減らすと、食物繊維や水分も不足してしまいがち。油も便の滑りを良くする効果があるので、適度にとりましょう。  

4 極端なダイエットはNG。バランスのとれた食生活をキープ
極端に食事量を減らすと、食物繊維や水分も不足してしまいがち。
油も便の滑りを良くする効果があるので、適度にとりましょう。

 

 

5 食事のリズムを整える
朝昼晩の3食をきちんと摂って、内臓の働くリズムを整えましょう

 

小松菜と雑穀の食べるスープ
画像8

ビタミンもミネラルも食物繊維も増量できる“雑穀”を上手に活用しましょう!

基本の材料(2人分)
小松菜 1/2束    水 200cc
たまねぎ 1/4個   塩 少々
セロリ 1/4本    牛乳 100cc
ブレンド雑穀 30g  白味噌 小さじ1
バター 大さじ1

 

作り方
1.小松菜は粗く刻む。たまねぎ、セロリはみじん切りにする。ブレンド雑穀は茶こしなどを用い、洗って水気を切る。

2.小鍋に、たまねぎ、セロリ、バターを入れて弱火でじっくりと炒め、よく火が通ったら雑穀と水、塩を加えて10~15分煮る。

3.雑穀がやわらかくなったら、小松菜、牛乳、白味噌を加えてひと煮立ちさせ、塩で味を調え、器に注げば出来上がり!

(参考)
https://www.kracie.co.jp/ph/coccoapo/magazine/10.html

https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/health/symptom/14_benpi/

https://ichijiku.co.jp/recipe/2017_02