2022年3月号 血糖値が気になる方へ~上手な間食のとり方~

血糖値が気になる方へ~上手な間食のとり方~

血糖コントロールのためには、血糖値を下げるホルモンであるインスリンが効率的に働くことが重要です。
1日3食を決まった時間に摂ることが望ましいですが、朝、昼、夕食以外に間食をすると、体重が増えやすくなり、血糖コントロールも難しくなります。特に菓子類は炭水化物や脂質が多く、エネルギーの高い食品です。血糖コントロールを乱すだけでなく肥満や中性脂肪を上昇させる原因にもなります。
間食に関しては医師と相談し、適量を決めて上手な摂り方を工夫しましょう。

間食を選ぶときのポイント

〇お菓子を買う時は、栄養成分表示(エネルギー等)を見て買いましょう。
〇ミニサイズのものや、個包装になっている食べきりサイズを用意しましょう。
〇飲み物にも注意!(清涼飲料水やスポーツドリンクは糖類が多く含まれています)

食べ方のポイント

 

①だらだら食べず、量を決めて食べましょう。

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②間食からとるエネルギーは80kcal前後を目安にしましょう

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③少量を味わって、ゆっくり食べましょう。

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④夕食後は避けて、日中に食べるようにしましょう。

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食べ過ぎないための工夫

〇お菓子は目につく所に置かないようにしましょう
〇間食をしたくなったら歯を磨くなど食べないための工夫を。
〇間食をした後はウォーキングなど運動を行うようにしてみましょう。


おすすめ手作りレシピ

豆腐バナナプリン

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栄養量(1人分) エネルギー:67kcal、糖質:9.8g、食物繊維:0.3g

基本の材料

材料(直径10㎝のカップ4個分)分量
バナナ100g(1本)
【材料A】 
 絹豆腐100g
 無糖ヨーグルト100g
 レモン汁5g(小さじ1)
 ハチミツ14g(小さじ2)
熱湯50ml
粉ゼラチン5g

作り方

1.バナナは飾り用に数人分の輪切りにしてとっておく。(レモン汁をかけると変色しません)

2.残りのバナナと【材料A】を全て加えてミキサーにかけ、ボウルに移す。

3.熱湯にゼラチンを入れてよく溶かし、2のボウルに加えてよく混ぜる。

4.型やカップに流し込み、冷蔵庫で約1時間冷やし固めて、1のバナナを飾りつける。

バナナは熟したものを使用すると甘味が増して美味しいです。卵や牛乳ではなく豆腐・ヨーグルトを使用することでカロリーダウンしました。

おすすめの間食 

ナッツ類

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おしゃぶり昆布やわかめスナック

おしゃぶり昆布やわかめスナック

高カカオチョコレート

高カカオチョコレート

果物類

果物類

ヨーグルト(無糖や無脂肪のもの)

ヨーグルト(無糖や無脂肪のもの)

参照HP 「糖尿病情報センター」 https://dmic.ncgm.go.jp/「ソラレピ」https://recipe.shidax.co.jp/