梅や桜の開花の情報が耳に入るようになりました。
関係ないかもしれませんが、最近中学生の甥っ子からニキビの花(?)が気になる旨の相談を受けました。そこで、ニキビについてまとめてみようと思います。

ニキビとは

尋常性ざ瘡のことで、10代から20代にかけて多く発症する病気です。
放っておくと衛生状態に影響したり、「外に出るのが嫌になる」といった精神面への影響が出たりします。

原因

尋常性ざ瘡のことで、10代から20代にかけて多く発症する病気です。
放っておくと衛生状態に影響したり、「外に出るのが嫌になる」といった精神面への影響が出たりします。

治療

ニキビに対しては、市販の治療薬が購入できるということもあり、実際に病院を受診される方はあまり多くないように思われます。しかし、病院で受けることができる治療にはより効果の高いものもあり、跡を残すことなく治癒させることも期待できます。病院では飲み薬や塗り薬が主に使用されます。塗り薬には主に抗菌薬とニキビのもとになるものを作らせない・抑える働きのあるものもあります。炎症が強い場合には、ステロイドの内服や局所注射、ホルモン調整剤等も使うことがあります。症状に合わせて広宣療法やレーザー治療を使用する場合もあります。また、ストレスのマネジメントが必要になる場合や漢方薬を処方する場合もあります。

予防

ストレスや睡眠不足をできるだけ避ける、緑黄色野菜や食物繊維に富んだ食事の摂取を心がけてください。また、洗顔・保湿なども重要です。

ニキビくらいでと、病院を受診しない方も少なくありませんが、跡を残さずに治すためには適切な治療を受けることも大切です。